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台温泉新旧の写真・台温泉の由来、台の湯近辺、金矢ホテル近辺、そめや旅館近辺、藤助屋旅館近辺、松田屋旅館近辺、中嶋旅館近辺

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台温泉新旧の写真、台温泉の由来▽
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1.炭屋台の湯、吉野屋旅館、そめや旅館、滝の湯旅館
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3.藤助屋旅館、水上旅館、松田屋本館・松田屋別旅館、旅館かねがや
4.冨手旅館、福寿館、中嶋旅館、山の湯
閉鎖中のホテル・旅館
台温泉由来
台温泉周辺


台温泉「新旧の写真」 
地図/YahooMaps 台温泉「現在の写真」

上:台温泉「現在の写真」 下:台温泉「古い写真」(絵葉書)

台温泉「古い写真」(絵葉書)

花巻温泉の横入り口  県道123号線(花巻温泉線)を花巻温泉の横(右写真・正面左)を通ってさらに1.2kmほど奥に入った「台温泉」です。  昔ながらの湯治場の雰囲気が漂う温泉街。個性豊かなホテル・旅館・自炊・日帰りのお風呂が約18軒ほど立ち並んでいます。元湯が10ヶ所以上有り、泉質・効能が異なるのが特徴です。  各宿に専用駐車場が確保されていますが、山に囲まれた土地であるため大きい自動車の通行・駐車には技量が必要。商店や遊技場などはなく、大小の温泉宿が並んだ温泉街です。




台温泉の由来


 其の発見の年代詳ならずと雖も、蓋し遺く元中年問(1384〜1392)、なるが如し、郷村誌に依れば、往古は北湯□の山中に湧出せしが、神巫如何なる仔細にや鶏卵を瀧の出□に投ぜしかば、此の谷移りてここに湧出せりという。
 もと北湯口、湯本の地は温泉地帯なれども、今其の湧出を見ざるは、蓋し幾百年の間に於て其の湧出の箇所に変動あるが如し。伝うる所によれば猟夫雉子を逐ふて山深く分け入り渓谷に雲煙の立ち昇るを見恐れて逃げ帰りかくと邑人に告ぐ。将監(邑人小瀬川徳右衛門の祖なという)心に温泉なるを察し、単身山中に入り辛うじて温泉を発見し邑人と共に屡入浴せしという、今の大湯(雄子の湯ともいう・現冨手旅館)即ちこれなり。
 其後正保の頃i1624〜1647)に至り浴場を設け浴客の多く来りしことは詔書に見ゆ所なり。
 天保十年(1839)に至り浴場全焼し旧記烏有に帰せり。
 又、寛文年間(1661〜1672)国守大膳太夫重信公此の温泉場に上御坂室(現さなぶり荘付近)、下御仮室(現楽知館付近)を建設し待医和田玄東を従え屡入浴せしことあり。
 斯くの如く南部領内の温泉中最も早く開けたるは台にして、鶯宿これに次ぎ、其の他は享保以後(1716〜)なるが如し。
 往時は7戸の外移住を許さざるの規約ありしも、天保年間より約解け、移住するもの漸く多く今は40余戸に及び、山閣水楼のきを連ね、1ヶ年の浴客数8万人を算するに至り頗る繁栄を極む。

大正8年(1919)8月中游編纂 湯本村史より記す



台温泉(台の湯近辺) 
地図/YahooMaps 台温泉(台の湯近辺)

 台温泉(台の湯近辺)


台温泉(金矢ホテル近辺) 
地図/YahooMaps 台温泉(金矢ホテル近辺)

 台温泉 (金矢ホテル近辺)

台温泉(そめや旅館近辺) 
地図/YahooMaps 台温泉(そめや旅館近辺)

 台温泉 (そめや旅館近辺)


台温泉(藤助屋旅館近辺) 
地図/YahooMaps 台温泉(藤助屋旅館近辺)

 台温泉 (藤助屋旅館近辺)


台温泉(松田屋旅館近辺) 
地図/YahooMaps 台温泉(松田屋旅館近辺)

 台温泉 (松田屋旅館近辺)

台温泉(中嶋旅館近辺) 
地図/YahooMaps 台温泉(中嶋旅館近辺)

 台温泉 (中嶋旅館近辺)



参考資料:現地説明板、各施設パンフレット・HP、花巻観光パンフレット、花巻市広報、花巻温泉物語(熊谷印刷出版部発行)、花巻のあゆみ(花巻市博物館発行)
※最新の情報は各施設、花巻市観光課/TEL0198-24-2111、(社)花巻観光協会/0198-22-5557へお問い合わせください。
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