■■■ 花巻南インターチェンジ北西周辺 ■■■


南高校の花 渇水と座禅の石碑 花巻南インターチェンジ西側 南万丁目
【地図】
花巻南インターを降りて北に向かうと信号のあるこの交差点につきます。この交差点を右(東)に進むと花巻駅西口、左(西)に進むと花巻南温泉郷周辺、まっすぐ(北)進むと花巻温泉郷へ到着します。

【地図内地名・施設名】
中北万丁目(なかきたまんちょうめ)、南万丁目(みなみまんちょうめ)、中根子(なかねこ)、上根子(かみねこ)、花巻南インターチェンジ
地図にもどる
【バス停】
1.花巻南高校前
地図にもどる


【渇水と座禅の詩碑】石碑1
宮沢賢治は、花巻農学校の教師時代、農学校裏の実習田に夜水を引くために、しばしば寄宿主を伴って碑の傍らを流れる大堰川の「田日土井」に通いました。「渇水ど座葎」はそのときの体験のひとコマを描いた作品と言われています。
ヒデリのさなか、幾日も徹夜田の水を守らなければならない農民の切実な心情や、周囲のの情景が目に見えるようで、先人の労苦がしのばれます。
当時は、碑文の中の「ころころ鳴らす樋」や、「出羽三山の碑」は、この碑の下流百メートル余りのところにあり、周辺は、南東に千メートル以上も離れた花巻農学校の校舎も遠望できる広々とした田園地帯でした。
風景は変わりましたけれども、変わらないのは、私たらの心に残る「賢治のまご二ろ」です。
碑文にゆかりの花巻市南万丁目、北万丁目をはじめ、市内各地の有志によって建立されたこの碑をよすがに、数多くの味玉の作品を残し、ひたむきに農民のために献身して三十七歳の短い主涯を終えた宮沢賢治の遺徳が、長く後世に語り継がれていくよう念願してやみません。

渇水と座禅

にごって泡だつ苗代の水に
一ぴきのぶりき色した鷺の影が
ぼんやりとして移行しながら
夜どほしの蛙の声のまゝ
ねむくわびしい朝間になった
さうして今日も雨はふらず
みんなはあっちにもこっちにも
植えたばかりの田のくろを
じっとうごかず座ってゐて
めいめい同じ公案を
これで二昼夜商量する……
栗の木の下の青いくらがり
ころころ鳴らす樋の上に
出羽三山の碑をしょって
水下ひと目に見渡しながら
遅れた稲の活着の日数
分蘖の日数出穂の時期を
二たび三たび計算すれば
石はつめたく
わづかな雲の縞が冴えて
西の岩鐘一列くもる

地図にもどる





【花巻南高校の花】花1
県立花巻南高等学校の校庭脇の道路沿いには春になるとこの花が咲きます。
地図にもどる

イーハトーブの風の森TOP
TOPに戻る